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「型はめブロック」はご存じでしょうか?


箱にいろんな形の穴が開いていて、その穴の形にぴったり合うブロックをはめて中に入れるというおもちゃです
このおもちゃのすごいところは遊び方が型にはまってないところです(←自分で言っていてウマイと思いました笑)


1歳くらいの子供は例えばハートの形のブロックを手に持って、一生けん命に星の形の穴に入れようとします。
星とハートの形の違いを認識できてないからです。いろんな形に入れようとしてたまたまブロックが入る…。



「あれ、消えた」と思って不安になりますが、箱の中から出せることを知って安堵します。
これは、いない・いないばあ と同じですね。お母さんの顔が見えなくなって不安だけどすぐに手がどいて顔が見えて安心する。





2歳くらいになると形を正面からだけでなく側面からも判断できるようになるので、正面+側面=全体の形を判断できるようになります。
ブロックをつかんで同じ形の穴に入れることが可能になります。そしてブロックは箱の中に入ったことを認識するのです。


たまたま入ったのと自分で判断して入ったのでは子供の満足感・達成感も違ってきますね。
このとき、ブロックを器用に3本の指でつかむことができるようになるので、そのうちお箸を持てるようになるので練習にもなります。


3歳からはほかの人との関わりが大切になってきます。協調性と言えばいいんでしょうか。
ルールを決めて遊んだり、誰かと遊んだり、その相手と楽しみを一緒に味わったり、ルールの中で遊ぶ大切さを学びます。
遊びを通して、泣いたり笑ったりしながら子供たちは社会性を身に付けていくのではないでしょうか。


このように長く遊べるおもちゃですので、できれば木のおもちゃにしてください。
プラスチック製のものありますが、やはり耐久性・安全性、何より子供の成長のためにおすすめします。


木のおもちゃはプラスチック製にはない優れた点がたくさんありますので、このブロックに限らず木製のもので遊ばせてあげてほしいです。
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赤ちゃんは、必ず…と言っていいほどに手にした物を口に持っていきます。


舐めても安全な木のおもちゃの塗料は大きく分けて2種類あります。
・自然オイル…木の実・植物から採取したもの。くるみ油、亜麻仁油、桐油、渋柿など
・自然ワックス…樹液から摂取したものや昆虫の分泌物、蜜蜂、カルナバ蝋など


自然塗料の特徴は、木の質感を邪魔せず、さらには紫外線・熱に強いことです。
そして何よりお口にいれても安全できて、塗料を塗られたおもちゃはまた地球を汚すことなく自然にかえすことができます。


石油系(ニスやラッカー)は製品の表面にツヤを出し、硬質の膜を作りますが、木は呼吸することができません。
また、紫外線に弱いために、長い試用期間の間にボロボロと塗料がはがれ落ちることがあります。


これはマニュキュアをした爪に例えればわかりやすいのではないでしょうか。
「マニキュアをしたら爪が呼吸できない」。
数日の間にマニュキュアが次々とはがれ落ちる。
除光液で落としたら爪がボロボロになっている…。


石油系が必ずしも危険というわけではありませんが、大切な子供にはできるだけ安心できる塗料を使用したおもちゃ、または無塗装の自然な木のおもちゃを与えたいと思います。


子供に絶対与えたくないものは、ヤニ止めや防虫・防腐のための化学薬品を木に塗ったものや、漂白剤を染み込ませて木を白く見せた物です。
この類のおもちゃは、直接匂いを嗅ぐと薬品の匂いがするのですぐわかります。


オレンジマーク(シュピールグート)。


オレンジ色のマークです。このシュピールグートは「良い遊び」という意味だそうです(ドイツ語)。
意味からもわかるように、ドイツの「子供の遊びと玩具審議会」がいいおもちゃとして推奨するものだけに表示を許可し「おもちゃでよく遊びなさい」という意味が込められています(シュピールグートHPより出典)。


戦後のドイツではおもちゃの工業化が進んだために、自動で動くおもちゃが流行したそうです。おもちゃが自動で動くものですので遊び方が限られて、子供が自分で遊び方を考えなくなりました。
それを心配した親をみて、現在の審議会が結成されたのです。


審議会はあくまでボランティアとして、おもちゃの開発・製造・販売に関わらない職業の人(医師や親、建築家、画家、デザイナー、哲学者など…現在は約40名がいらっしゃるそう)で構成されています。

・おもちゃ業界との関係がなく、中立であること
・多分野からの複合体である
・学術面と実践面の知識から成り立つ
誰でもなれるわけではなく、各分野から専門家を集められているようです。

その判断基準は非常に厳しく、主な内容としては
●対象年齢
●想像力・周囲の世界の体験
●遊びの多様性
●素材と加工
●デザイン
●形と色
●数と量
●大きさと重さ
●構造・仕掛け
●耐久性
●安全性
●エコロジー
●価格   …


そして電子部品を使用したものや、決まった遊び方がないようなものは認定しないという徹底ぶりです。
とっても厳しいです。そしてやはりこのマークを取得したおもちゃは木のおもちゃが多いです。この判断基準からもやはり「良いおもちゃ」とは自然でシンプルな木のおもちゃではないでようか。

木のおもちゃを選ぶときにチェックしたいところは「その商品が安全であるか」。
子供は何でも口に入れたがりますので特に木のおもちゃの塗料などは注意したいところではないでしょうか。


【CEマーク】
EU諸国(※1)・ヨーロッパ共通で定められている「EN71」(安全規格)(※2)をクリアした物につけることができる安全基準マークです。
形状や大きさや塗料・強度等についての検査項目が設けてあるものです。


「EN71」の目的の要約
1、消費者に判断しがたい部分の危険を可能な限り減らすこと。
2、大人では注意できても、子供では気付かない危険の発生を減らすこと。


実はCEマークはおもちゃではなく、産業機械や電磁環境、家電製品、医療機器など様々な分野で適用が求められるものなのです。
ヨーロッパは欧州共同体という形で1951年以来、巨大な経済圏を目指し、規格統一も目指してきました。その過程で生まれた規格のひとつです。


このマークは第三者機関「公認適合証明機関等」が「該当するすべての条件をその製品が満たしている」と認証したことを表すマークで、世界で最も高い信頼度と言われています。


CEマーク認定にあたりチェックされる乳児玩具のメインとなるポイント


●形状:球体の直径、紐の長さと直径。
●強度:接着剤接続部分、牽引に対する紐の強度
●塗料:溶解度不燃性仕上げのラッカー成分等



※1 EU加盟国:ベルギー・ドイツ・デンマーク・スペイン・ギリシャ・スペイン・ポルトガル・オーストリア・フランス・フィンランド・アイルランド・イタリア・ルクセンブルク・オランダ・スウェーデン・イギリス

※2 EN71:欧州玩具安全規格。使用目的や対象年齢などの様々な角度からおもちゃの安全性について具体的な検査自動を列記している。
よく「おもちゃの与えすぎは良くない」といいます。


おもちゃが多い・少ないはおもちゃの種類や遊び方や環境によって変わるものですので、子供の成長や発達に合わせたおもちゃを選ぶことが大切です。


おじいちゃん・おばあちゃんは孫におもちゃを与えることを生きがいにされている方も少なくありませんので親の意思に反して増えるのもあると思います。
また多い・少ないという感じ方は人によって違うのでなかなか判断しにくいかもしれません。


大量のおもちゃを一度に与えるとどうなるでしょうか?
あれもこれも…と気が散って、ひとつのおもちゃ・遊びに集中できなくなり、物への執着心が薄れ、物のありがたさがわからなくなる。


そして、次第に新しいものを与えてもすぐに「飽き」がやってくるようになります。
すぐに飽きてしまう子供はまた問題です。最近のキレやすい子供もやはり飽き性であると言われています。忍耐力が養われないのでしょうか。

人間は「不足」を感じることで欲求が生じて健全な育成につながります。
これが不足を感じなかったら…みなさんもおわかりだと思います。
そして、最近のおもちゃというのはプラスチック製のものが多いですよね?


これは化石燃料を大量に使用するため、環境には良くないのがおわかりではないでしょうか。
作る過程もそうですが、ゴミになったとき有害物質が発生し子供の将来を不安なものにします。

そこで提案するのが【木のおもちゃ】です。
まず木のおもちゃは、大量生産されているプラスチック製よりも高価であるが頑丈であること。
頑丈であるのでなかなか壊れないこと。壊れても作りが単純なため修理が簡単であること。


また作りがシンプルなために遊び方が無限に広がり、長く遊べること。
木なので焼却しても有害物質が発生しないこと。


おじいちゃん・おばあちゃんにも「少々高価だが子供のために良いものを」と言えば納得して買ってくださるのではないでしょうか。
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