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木のおもちゃの素材についてです。

木には独特のものがあります。
【重さ】【香り】【温もり】【手触り】

赤ちゃんは、はじめて手にしたものを口に持っていきます。
それはまだ【自分】【他の人】【物体】の区別や認識がない赤ちゃんは初めての「モノ」を、自分の唇と舌で確かめるからです。
感じた香りや手触りが「モノ」に対する経験となるのです。

自分の手で物を持ったり、握ったりできるようになると、今度は【重さ】を経験します。

重量感は遊びに実感・手応えを与えます。
大きさと重さの比率を感じとっていきます。
「このぐらいの大きさなら、このぐらいの重さかな」という風に学んでいきます。

そして小さい子供はおもちゃを投げたりぶつけたりします。
これはまだ「これを投げたらどうなるか」を学んでないからです。

人にぶつけたらどうなるか、物に投げたらどうなるか…
これを実際に体験し、痛みや破損を学習していきます。

もちろん人に投げたりぶつけたりするのは良くないことですが、許す限りやらせてあげるのがいいでしょう。
これも成長には大切な経験のひとつです。

作りが丈夫な木のおもちゃは代々受け継ぐことができます。親が子へ、子が孫へと…。

そして壊れたらボンドで直してまた使用することができます。
自分で壊してしまった大切なおもちゃを両親が一生懸命に直す姿を見て、子供はきっと、物を大切に扱うということを覚えるのではないでしょうか。

それにはもちろん親の「物を大切にする心」が一番大切だと思います。
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